こんにちは、本谷です。
水曜どうでしょうご存知ですか?東京圏なら週に3日ぐらいあちこちの放送局で水曜どうでしょうやっていたりするので、今更あらためて紹介することもないかなあと思います。
僕水曜どうでしょう大好きなんですよ。いいでしょう?先日、40度を越す高熱で3日間家に引きこもってたときにひたすら観てですね。日頃の喋り方も大泉洋になってきたので今日あらためて記事にしようじゃないかあということです。
そんなわけで、今日は水曜どうでしょうの話。
水曜どうでしょうの魅力
まずは、水曜どうでしょうの魅力について触れたいと思います。
多くのサイトで「出演者の軽妙なトーク」というような点は触れられているので、改めて僕が強調したい魅力について触れていきたいと思います。
うるさいディレクター
普通の番組と決定的に違うのがこちら。
ディレクターがうるさいということ。
大泉洋の喋りはひたすらにおもしろいんですが、ディレクターの藤村さんことヒゲが最高にうるさい(褒め言葉)。
番組のトークは基本的に大泉洋とこのディレクターの会話で構成されています。
それで、ディレクターがうるさいだけなら普通に考えればただの迷惑スタッフなんですが、チーフディレクターである彼は自分のトークも含め番組が最高におもしろくなるように編集カマしてくるわけですね。
例えるなら電車の迷惑おじさんが実は車掌、ぐらいの間違った権力構成なんですけど、どうでしょうの場合はなんだかそれがうまくハマっていて。
雑で理不尽な企画
どうでしょうの企画の一部をざっくり紹介すると、
- サイコロの出目で決められた土地に決められた交通手段で行く
- 原付でひたすら東日本を北上
- 四国八十八箇所を車でお遍路
- アメリカを車で横断
- 粗大ごみを拾って家作り
こんな感じのゆるいんだかしんどいんだか分からない企画が続きます。そして大体の企画は、出演者の大泉洋には知らされておらず、撮影当日に知らされてそのまま拉致されるというのがお決まりのパターン。
この企画がまた、旅の途中のトークを邪魔せずかつネタとしてもうまく機能してくれていてですね。
原付をひたすら運転しているだけの絵面で何週間も耐えられるのは、トークのおもしろさとは別のところで、企画の理不尽さを共有できているからだと思うんですよね。
何言ってるかわからないですか?企画自体なにやってるかよく分からないので安心してください。
安田顕
そして最後がこちら。天才、安田顕の話です。
ヤスケン自体は、どうでしょうのメインレギュラーではないんですが、いくつかの企画でスポット参戦しています。
出演するときはだいたい北海道テレビのマスコットキャラクター「onちゃん」の着ぐるみを着て現れるんですが、着ぐるみ越しでもわかる安田顕の天才っぷり。
着ぐるみなのにやたら軽快でキレのある動きを見せてくれたり、牛乳早飲みのビックリ人間っぷりを披露してくれたり、理不尽に周囲の人をキレさせたり。とにかく、水曜どうでしょう名企画の要所では、安田顕の天才っぷりが輝いているわけです。
ぜひ一度、ヤスケンのいるシリーズを通しで観てもらえればと思います。
水曜どうでしょうおすすめ回
ここからは、水曜どうでしょうのおすすめ回について紹介します。
完全に僕の主観で好きな回になるので、ファンによって人それぞれオススメ回は違うかと思います。
それでもなお、紹介させてください。絶対おもしろいので!!
シェフ大泉夏野菜スペシャル
まずはこちら、シェフ大泉夏野菜スペシャルから。
こちらは、シェフに扮した大泉洋が出演者陣に夏野菜を使った料理を振る舞ってくれる、という企画です。
が、企画の最初から大泉洋が連れて行かれたのはキッチンではなく農園。そう、夏野菜を栽培するところからこちらの料理企画はスタートします。
その後も料理を載せるための皿を焼きにいったり、とにかくなかなか本編の料理コーナーにたどり着かないこの企画。「世界一長い料理番組」と銘打っておちゃらける企画です。
農園を耕して、野菜を栽培して、皿を焼いて、ようやく料理を開始するわけですが、その料理がまた異常に長く…。詳しくは本編をご確認ください。
最後、大泉洋がディレクターとマジの口喧嘩をする名シーンは必見。onちゃんのコスプレをした安田顕は「なんでそんなに黄色いんだよ」と理不尽なとばっちりを受けて哀愁漂う表情を見せます。
対決列島
こちらは、鈴井貴之(ミスター)とディレクターが日本列島の各所で早食い対決をして回るという企画です。
そもそも大食い・早食いビックリ人間なディレクターが、食の細いミスターをぼこぼこに痛めつけながら日本全国を周遊するという非常に人情味溢れた企画となっております。
ディレクターのサポートびっくり人間役としてこちらも安田顕が出演しています。ここでは牛乳の早飲みを披露し、どうでしょう史に残る事件を引き起こしてしまいます。詳しくは本編をご確認ください。いやまあ画像でだいたいわかっちゃうと思いますけど。
今なら、Netflixで全編観られるようになっているので契約している人は観てみると良いかと思います。
原付ベトナム縦断1800キロ
こちらは本編最終回の企画になるんですが、水曜どうでしょうという番組の空気感を知る上で非常に入りやすい企画かなーと思います。
どうでしょう名物の原付ですし、海外ロケですし、東南アジアの気候的な過酷さも見頃ですし。どうでしょうDVDでも、第一弾として発売された入門にうってつけの企画。
とにかく過酷な気候、道路状況のなか、原付きで1800キロをただ走り抜ける企画となっています。
それと、海外ロケのシリーズでは、企画をサポートしてくれる現地の人々がしばしば登場するんですが、その人たちとの関わり方もどうでしょうの醍醐味の一つ。このベトナムでは、ニャンさんという現地の案内人が登場しますが、そのニャンさんと出演陣との絡みも非常に楽しいものになっています。
こちらもNetflixで視聴可能です。
おわりに
いかがだったでしょうか。今日は音楽の話とか全く関係ない、水曜どうでしょうの話でした。
ちなみに、皆大好きな打首獄門同好会もファンを公言していて、公式で応援ソングなんか作っていたりもします。なんなら水曜どうでしょう側の公式イベント(どうでしょうキャラバン)に出演したりもするらしいですよ。
音楽絡みの話でいえば、大泉洋が昔MUSICAの連載でサカナクションの山口一郎の自宅でとんかつを揚げる企画をやっていましたがそれが爆笑の内容でした。
迷惑でした。RT @sikappe: 一郎の顔が不機嫌なのは、大泉洋がドッキリで自宅に押し掛けてトンカツを作り、油まみれにして行ったからです。 #MUSICA合同連載 http://t.co/rg289TU2Wq
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) 2013年5月28日
参考:CUE DIARY 大泉洋『色々話したいことがありまして。』
是非MUSICA手に入れて読んでみてください。
本日は以上。それではまた。