食の秋。
秋の味覚。
この時期になるとやたらとそこいら中に湧いてやかましいサブカルきのこ。
よく湧くわりに放ったらかしておいてもうっとうしいだけなので、この際おいしくいただいちゃおう! 今回はきみの周りによく湧くサブカルきのこと、そのおいしい狩り方を紹介するぞ!!
サブカルきのこプロフィール
敵を知り己を知れば百戦危うからず。まずは、相手となるサブカルきのこのプロフィールを確認しておこう。
分類:菌類 種目:サブカル属 <特徴> ・マッシュヘア ・ぶかぶかのニットを着がち ・普通に喋れるのにゆっくりめの発話 ・はるかな高みから話してくる ・読まない文庫本を持ち歩いている ・用事もないのに表参道 ・スタバでMacは一周まわってダサいと言うが、金がなくて買えない ・しょうもないクラブ慣れアピール ・「普通の人うらやましい」とか言う ・不細工
<音楽的症例> ・音楽の原体験はバンプ ・オザケンぐらいしか知らないけど「渋谷系好き」とか言う ・CMで流れてる曲ぐらいしか知らないけど「メインで聴くのは洋楽」とか言う ・大好きなのにRADとか9mmはダサいって言う ・フェスに行くと普段ダサいって言ってたはずの大物めっちゃ見る ・楽器のことは全く分からないけど前奏と間奏をやたら褒める
敵を知ったところで、ここからは、そんな彼らの狩り方を紹介していく。
狩り方 1. ローキック
これはどストレートに力に訴えかける狩り方だ。 誰でも簡単に繰り出せる上、サブカルきのこ君は多くの場合ガリッガリのもやしっ子。えのき茸みたいな連中ばっかり。そんな連中はもうローキックで一発。足腰すわってねえからあいつらな。
サブカルきのこもとい、サブカルえのきに非常に決まりやすい技だ。
狩り方 2. 「きのこ君さ、あんまり頭良くない方?」
短い一言で一気にマウントポジションをとる寝技だ。
サブカルきのこくんは普段はるかな高みからなんでも知っているような物言いをするが、実際は教養などさらさらない。きのこ君自身、自分が背伸びしてひけらかしているだけの教養が実際はないことをよく自覚しているため、相手が自分より上手だと思い込ませられれば、うかつな発言ができなくなるぞ!
だまり込んだところを「知ってる人が聞いたらさ、結構笑えるよ」とでも言って息の根をそっと止めてあげよう。
狩り方 3. 「なんで頭にちん○ん乗っけてるの?」
サブカルきのこ狩り業界で最高の奥義だ。 一番自信のある自分のアイデンティティを男性器に例えられたきのこ君の自尊心は粉々になる。その後彼がどんなになけなしの教養をひけらかしてきても「でもお前男性器やし」と無感情に跳ね返していれば全て退けることができる。 TPOを非常に選ばなければならない奥義なので、絶対に刈り上げたいきのこを見つけたときだけ繰り出そう。
きのこ君のためにもなる。鏡に映る自分がファッション誌の街頭スナップみたいなきらびやかな存在ではなく、男性器だったと自覚したきのこ君の未来は明るい。
おわりに
いかがだっただろうか。 君のまわりにもいるサブカルきのこ、是非この記事を活用して狩りあげて秋の味覚を堪能して欲しい。