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リュックにラバーバンド大量にぶら下げてるやつなんなの?罠師なの?

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突然ですけど、ライブやフェスの会場に向かう時、リュックに大量のラバーバンドをぶら下げてる青少年を見かけたことありますよね。

いつも「あれはなんだったんだろう」ってもやもやしたままライブ会場に向かうんですよ。

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あれなんなの?罠師?おれが知らないだけで、みんな野山にラババン仕掛けてウサギとか獲ってんの?

今日は、そんなライブ会場の罠師、ラバーバンドぶら下げ青少年について考えてみたい。

なんでラバーバンドぶら下げてるの?

あの若さで罠漁師として生計立ててるってのも違うかなって思ったので、罠を仕掛けてる以外の理由をちょっと考えてみたんですよ。

で、怪我したときの止血具?とか緊急時の避妊具?とか色んな理由を考えたんですよ。それでいろいろ考えて行き着いたのが、歪な自己顕示欲。これ。

彼らのラバーバンドが意味するもの。それは端的に、「俺はこれだけのライブに行ってきた。おまえらは?」という意味合いになる。

アフリカとかで、自分の取った虫とか首からぶら下げてる部族いるじゃないですか。あれって、周りに「俺はこれだけの狩猟能力があるんだぞ!」って誇示するためにやってるんですよ。虫の数だけ「優れたオス」だと周りに知らしめるために。

それと同じ理屈です。周りの客に「俺はこれだけの戦歴があるんだぞ!」と威嚇してるんです。もう道中から自己顕示に余念がない。

彼らは無数のラバーバンドを見せつけることで、ライブ会場に着く前から「俺お前らよりライブ行ってっけど?」とマウントかましてきてるわけです。そのラバーバンド、クリスマスに輪っかの飾り付けにして二度と外れないようにしてやろうか。

意外と便利

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ここまで散々いったけど、別にラバーバンドぶら下げ青少年、便利なところもある。

例えば、初めてのライブ会場に向かう時。

彼らは会場への道を間違えません。道を間違うなんてのは「初心者」のそれであり、無数のラバーバンドで「ベテラン」アッピールをかました彼らは、そんな恥ずかしい失敗をできないからです。

初めての会場、初めてのフェスに向かう際はラバーバンドをたくさんぶら下げた連中を見つけよう。彼らについて行けば間違いない。

ちなみに、道中には不思議なキノコ(サブカルきのこ)がそこらじゅうに生えていて、それも道しるべになるのでおすすめ。

関連記事:サブカルきのこ狩りのススメ

意外と悪いやつじゃない

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それとそんなラバーバンドぶら下げ青少年、意外と悪いやつじゃないことが多い。

僕が昨年末、幕張のフェスから帰りの電車に乗ってるときの話。ラバーバンドのリュックを担いだ青少年3人組が、ディズニーランドからの帰りと思しき家族連れに席を譲っていた。ぐずついた子供を見て、笑顔で席を譲る彼らはすごく人間的にできているなと感じた。見た目のDQNさとは裏腹な気遣いが印象的だった。ちなみに僕はどんな老人が目の前に立ってもフェス帰りなら無表情で微動だにしません。つかれてるし。

これは彼らがラバーバンドを通じて挨拶代わりの「名札」を下げてるのと同じ状態だからだと思う。

例えば、企業の営業車とかは交通マナーを遵守するように徹底周知されている。それは、車を運転する営業マンの運転の善し悪しで企業の評判が左右されるからだ。

ラバーバンドぶら下げ青少年たちも、自分たちの行いで「好きなバンド」にケチがつかないように敬意を払って行動している。「○○のファンは質が悪い」とか言われるのに対して、ラバーバンドぶら下げ青少年たちは人一倍敏感であるように感じられる。

見た目とは裏腹に、意外にいいやつ。そこがまたむかつくんだよな。くちゃくちゃにした笑顔がまたイヤに可愛いんだよなDQN。

おわりに

みなさん、ラバーバンド持ってますか。僕は持ってません。

ライブ中に隣の女の子のラバーバンドが引きちぎれて、僕の顔面にべちんっ!って来て「エンッ!」ってなって以来、一生買わねえと誓いました。

だいたいたかがゴム紐1本に500円とか高くね?こら。輪ゴムだったら1030本買える。

以上、また次の記事で。