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ブログの悩み、予防線との戦い編

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こんにちは、本谷です。

ブログを書いてると、見えない誰かに気を遣うことってあるじゃないですか。

「『名古屋の女は全員織田信長みたいな顔をしてる』っと…いや、これはさすがにマズいか…?」みたいな。

本当は書きたいんだけど、豪速球ストレートで叩きにくる想像上のおじさん達に配慮して書けないことがあるじゃないですか。

それで結局『あ、僕は織田信長めっちゃ可愛いと思います!』みたいなしょうもない予防線を張ったり。

思うんですけど、ブログのこういうとこまじでめんどくさくないですか。

なんのための予防線?

僕のブログ、結構なんというか敵をつくりがちな表現が多いんですよ。歯に衣着せぬ物言いと言うか、もう歯が完全に全裸なんですよね。もう丸出しなんですよ。

そんな調子なもんだから、僕はしばしば予防線を張ります。

「○○と僕は思うんですよ。」

「○○な人もいるかなと思います。」

「○○でも別に悪いわけじゃないと思います。」

うわあああああ!!クソ寒い!!!

そこでふと思ったんですよ。

僕が見えないおじさんや広告主に精一杯配慮して書いたこの記事、結局誰も読んでなくない? と。よしんば読んでいたとしても、そんな僕の配慮って一切気づかれなくない? と。

わかります。わかりますよ。

誰もいない夜道だからって、全裸になっていいわけじゃない。そういう理屈ですよね。そりゃそうです。でも、たとえば「ガッキーが誰もいない夜道で全裸になっていればいいな」とか思うじゃないですか。思うのは自由じゃないですか。夢があるじゃないですか。それでいいじゃないですかよろしくお願いしますよ。

予防線を張るっていうのは、その例で言うと「ガッキーはただの全裸風のタイツを着ているだけでした」みたいな、夢もロマンスもぶち壊すやり方だと思うんですよ。

それって人のためを思ってしてるはずのことが、結局自分にも他人にもためにならないことでしかないというか。

好きなように書けばよくない?

ブログって、本来自分の好きなことを好きなように書くスペースじゃないですか。

日記、チラシの裏、手元の付箋。そんな感覚でダラダラやるのが正解だと思うんですよ。

「偉そうにブログにケチをつけてくるやつはだいたいブサイク。あと口が臭い」

ぐらい書いてもいいと思うんですよ。誰が何を言っても、結局ブログはどこまでも自分の場所なわけです。

たとえば自分の部屋で独り言をいうのって普通じゃないですか。独り言をいって見えないおじさんに向かって「そこで聞いてるんだろ?」とか言わないじゃないですか。いや、たまに言うかこれは!!

例えが悪かったです。

要は、自分だけの場所で、誰か見えない人に配慮するのはもったいないし無意味だなあということです。

仮に、炎上して見えなかったはずのおじさんが突然具現化して自分に豪速球を投げてきたって、そんなのネットの海の向こうのごくごく一部の奇人なわけですよ。自分の生活に影響を及ぼす要素は1ミリもない。クラスの好きなかなこちゃんに見られているわけではない。

だから、そういう見えない敵に配慮して自分らしさを損なうのはすごくもったいないなあと。

当たり障りのない表現って誰も傷つけないけど、代わりに誰にも刺さらないんですよ。

あ、あくまで僕はそう思ってます。

では今日はこんなところで。