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紅しょうが好きな人ってなんで環境破壊ぐらいの勢いでかけるの?

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こんにちは、本谷です。

もうタイトルで完全に出オチなんですけど聞いてください。

牛丼屋とかラーメン屋とかで紅しょうがをめちゃくちゃかける類いの人いるじゃないですか。

おや? こちらの店は『紅しょうが丼の牛トッピング』もやってるのかな? みたいな。ちょっとした高齢者ならそのまま病院送りにできるぐらいバイオレンスに紅しょうがをかけまくる人いるじゃないですか。

牛さんサイドだって心外だと思うんですよ。

命を張った自分の見せ場。まぎれもなく主役の大舞台。舞台名も「牛丼」 。自分の名前を冠した紛れもなく冠番組ですよ。

そんな自分だけの舞台で、まさか紅しょうが風情に取って代わられるなんて。テーブル脇で多くの人に無視され、賞味期限を待つだけの存在に、主役を奪われるなんて。牛だってまさか、食物連鎖の下等生物に死後自分の生態系を追われるとは思って無かったと思うんですよ。

いつも思うんです。なんで彼ら彼女らは、そんな牛の気持ちを無視して、破壊的に紅しょうがを散布するんですか。

紅しょうが味じゃん

紅しょうがって、付け合せ界の中でもかなり「主張の強い」タイプだと思うんですよ。

辛子高菜、浅漬、粉チーズ、紅しょうが…もろもろある付け合せの中で明らかに別格のアクの強さ。周りに自分を合わせるとか知らないタイプ。和を持って尊しとなさない。

「俺、付き合った娘はだいたい自分の色に染めたくなっちゃうタイプなんすよね笑」

とかいう類。バイオレンス。絶対同じ職場で働きたくない。

僕なんかは、だいたい一口分つまんで載せて牛丼を食べて、それでもうゲンナリしちゃうんですよ。だってどうやっても紅しょうがって、口の中が全面的に紅しょうが味になるじゃないですか。もうそこには僕の愛した牛はいなくて、一緒に働きたくないタイプのチャラ男しかいないんですよ。

少し載せるだけで、すぐに紅しょうがはその場を紅しょうが味に変えちゃうじゃないですか。

なんで環境破壊ぐらいの勢いで紅しょうがまみれにするの?

ちょっとあれば十分に紅しょうがはその場の味を変えられるわけじゃないですか。

すると不可解なのが、もう環境破壊かってぐらい紅しょうがまみれにしちゃうタイプの人たち。核の雨が降ったあとの世界でももう少し無傷の場所あるぞ? ってぐらい一面紅しょうがにしちゃう人たち。

そんなにかけなくても既に紅しょうが味じゃないですか。

米一粒残らず紅しょうが味に染める必要があるんですか。ひとり残らず紅しょうが教に改宗させる必要があるんですか。キリスト教か?

百歩譲って、紅しょうがが好きなのは分かるんですよ。

刺激的な見た目、特徴的な味。一定の人を惹きつける要素は分かります。自己愛の強いオラつき型のチャラ男に惹かれる女の人が一定数いるように、紅しょうがにどうしようもなく惹かれる人がいるのは分かります。明らかに子孫たくさん残すタイプのオスだもん、紅しょうが。男性ホルモン多そう。お前ら紅しょうがが好きなんじゃなくて男性ホルモンが好きなんだよ目を覚ませ。

これから紅しょうがを大量にかけるときは、自分の女性ホルモンとよく相談してからかけるように。

それでもやっぱりまだ紅しょうがを我慢できないなら、僕のことを思い出してください。もちろん女性ホルモンとともに。どうですか? 僕のことを好きになりませんか? あ、それだけです。どうぞ紅しょうが食べてください。

ちなみに僕は牛丼にアホほど七味をかけます。

今日はこれまで。ではまた。