こんにちは、本谷です。
もうこれはタイトルオチで正直特に書くこともないんですけど、この前日帰り銭湯行ったときに気になったので書きます。
スーパー銭湯、寝湯
僕、スーパー銭湯すごい好きなんですよ。スーパー銭湯ってまじ最高じゃないですか。
やたら身体に良い風呂がたくさんあって、コーヒー牛乳売ってて。マッサージもできて、ざる蕎麦食べられて、UFOキャッチャーとかもあったりする。日がな一日いて飽き足らないエンターテイメント空間じゃないですか。
やっぱりスーパーって名乗ってる以上、あいつらマジスーパーなんですよ。
サイヤ人だって伝説級しかスーパーは自称できないわけですよね。凡人は壁を越えられないわけですよ。ていうかスーパー銭湯は壁を超えたら女湯なんですよ。いいですか? 壁を越えるってことは塀をも越えるんですよ!!(懲役刑) 僕は何を言ってるんですか?
話を戻しますね。
そんなスーパー銭湯の中でももう特別ハイパーなコンテンツが、寝湯。こちら。
寝ころび湯、なんて呼び方をしてる所もありますね。ちょろちょろとお湯の流れる板場に、寝られるようになってるお風呂です。
これが本当に気持ち良くて。悪魔的に気持ち良いんですね。すげえテクなんですよ。あの気持ちよさ、絶対裏があるんですよ。絶対いわくつき。
寝湯が生まれるまでに、絶対やましいエピソードがあったと思うんですよ。明らかにイリーガルな気持ちよさなので。寝湯があのテクニックを身につけるまでに例えば、
悪友「寝湯子もフーやりなよ?」
寝湯「えー?ムリムリ!身体売るとか考えられない!」
悪友「ゼッタイ寝湯子だったら稼げるって!」
寝湯「でもフーなんてお母さんに言えない…」
悪友「若い女の子の時間は貴重なんだよ?一番価値のある今の時間、ムダにしちゃダメだよ!」
寝湯「そうかなぁ…」
・・・
数年後
・・・
寝湯「どうですか?」
僕 「あああああああ!!!!」
みたいな。え?
僕は何を書いているんですか?
やっぱり風呂ってヤクザ産業だわ。
しょうもない話はやめて、いい加減本題いきますね。
寝湯で日がな一日寝てるおじさんいるけど、あれってそういう植物なの?
僕が寝湯を好きなのは上で書いたとおり。
僕が行くスーパー銭湯の寝湯、5人分のスペースしかないんですよ。しかも超人気スポット。
寝湯のすぐ脇にベンチが置いてあるんですが、寝湯の空きを待つギラついた目をしたおじさんが控えてるわけですよ。もちろん僕も例に漏れず、近くの露天風呂から寝湯の空きを待つんですね。
1人起き上がり、ベンチのおじさんが素早くそのスペースに飛び込む。また1人空き、別のおじさんがそこに。
そうやって自分が入れるタイミングを待っていると、ふと気づいたんですよ。
右端のおじさん死んでねぇ…?
待てど暮らせど、びくともしないおじさんが右端に鎮座していることに気づいたんです。
また一つ空き、別の人が入り。 また一つ空き、今度は僕が入り。 最初にベンチから寝湯に入ったおじさんが立ち上がっても、まだ右端のおじさんは動かない。
そうこうしているうち、僕もうとうとしてしまって。20分ぐらいでしょうか。心地いい眠りについてしまったわけです。それで、いかんいかんと立ち上がったんですが、まだ右端のおじさんはびくともしていない。
あれ、死ん…
その後、サウナに入ったり改めて身体を洗い直したり、そういった諸々で更に30分以上を過ごしたんです。それでまた寝湯の様子をみると、右端のおじさんはやっぱり動いていない。
そこで僕は思いました。
これもしや、そういう植物なのでは…?
寝湯に生えるタイプの。確かに古めの温泉とかの寝湯には、頑固なコケとか生えてたりするケースもある。頑固なおじさん型のコケと思えば、あれだけびくともしないのも不自然じゃない。
なにより、寝湯でお隣が死んでるのと、大きいコケがあるのだったら、はるかに精神衛生上コケの方がいい。
「寝湯なかなか空かないな、あのおっさん早くどけよ」そうしてイライラするのって、自分にとってすごく不毛なことだと思うんですよ。
でも、おおきいコケが生えてるんだったらまあそれも、「味」、なんですよね。
味か?
以上。
それではまた次の記事で。