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My Hair is Bad

My Hair is Badがどこか懐かしい3つの理由

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My Hair is Bad、めっちゃきてる。

新アルバムオリコン5位ですってよあなた。きかかってる。

ダンスビート全盛時代。どこか反動もあって、超王道ギターロックもあるよね、みたいな温度感で受け入れられている側面があると思う。

ところで、このバンドのブレイクに、どこか懐かしさを感じている人も少なくないと思う。感じるよね。

感じた?

そうですか。

あなた、おっさんです。

My Hair is Badを懐かしいと感じた奴は漏れなくおっさん。

とはいえ、My Hair is Bad自身はおっさん感ない。ちゃんと新しい。今日はこのバンドからなんだか感じる懐かしさを紐解いていきたいと思う。

そもそもまず新潟出身ってのがなんか懐かしいよなぁ。新潟、米、日本人。YEAH。なんか、日本人ってDNAレベルで米とか田んぼに郷愁感じるようになってると思うの。そう、新潟は日本人みんなの故郷。懐かしい。

じゃあ改めて、どこが懐かしいか見ていこう。

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1. ギターロック、懐かしい


ギターロックでどストレートに勝負する若手バンド、ここから既に懐かしい。シンセでリード作ってたりエレピありきな演奏のバンドが最近は多かったと思う。

マイヘアはどストレートに、ギターと歌で聴かせる曲を聴かせてくれる。よほど歌メロが良くないとできない芸当だ。

そしておっさん達には、シンプルに響く曲が刺さる。もうずぶずぶ。涙腺にじゅんじゅん来る。若さ漲るあの声でしゃくりあげられるだけでもうほろりよ。別に古臭い曲をやってるわけじゃないんだけど、おっさん達は勝手にどこか懐かしさを感じてしまう。

マイヘアのメロディのキャッチーさは、向こう5年は揺るがない武器だと思う。

2. 若さと勢い余る恋心、懐かしい

My Hair is Badの詞、ご存知のとおり、恋愛・嫉妬・失恋・未練の歌が多い。以下の曲を見て欲しい。

一万回間違ったって
恋や愛をやめられないさ
さよならだけを伝えるつもりがありがとうと言う
僕にとって 君にとって じゃなく 二人にとって
子供のままじゃダメだ でも 大人ってなんだ

はああーーん

この懐かしさはなんだろう。

「さよならだけを伝えるつもりがありがとうと言う」

わかるーーー。

でも、懐かしい。「すごくリアルな恋愛!」というより、「懐かしい」。

今こういう歌を聴いて、今の自分と照らしてリアリティを感じるほど、僕たちおっさんは若くない。でも、かつては確かにそういう時代があった。

どきどきしながら誘った映画デートで手を繋げなかったり、その後の個室居酒屋で酔った勢いで好きな感じだしたり、甘ったるい言葉を本心のように言いあったり。別れ話の場で、自分たちの恋愛がイノセントで潔癖なものであることを証明するように、「ありがとう」って言い合ったり。

今ではどうだ。

やれ会社の既婚上司と金に物を言わせて荒んだ不倫関係を持ったり、金曜日の夜に銀座コリドー街でナンパ待ちしてる女を引っ掛けてしこたま酒飲んで割り切ったセックスをして始発でバイバイしたり。

たった10年で廃れきってしまったおっさん達。おっさん達に自分の世界のほとんど全部を賭けた恋愛なんてもうできない。

マイヘアが歌っている愛・嫉妬・失恋は、おっさん達にとってもう「懐かしい」ものになってしまった。若さと勢い余る恋心を、おじさんたちはすっかり忘れてしまったんだ。

おっさんも戻れるもんなら戻りたいんだよォ!

3. ライブが青春パンク時代の温度感、懐かしい

2000年代初頭、邦楽ロックシーンはどうかしていた。

いわゆるメロコアだったり、青春パンクって呼ばれるジャンルが栄華を誇った時代だった。

童貞たちの汗と精子の煮汁みたいな、そんな音楽たちが全盛を誇った時代だ。正気じゃなかった。

以下のライブ映像を見て欲しい。まずはマイヘアのライブ。

次はこっち。銀杏BOYZ。

懐かしいな。これとかもう5分ぐらいは歌わないぞ峯田。

2000年代、青春パンクブームを牽引した銀杏BOYZやガガガSPといったバンド達は、文字通りライブに全てをぶつけていた。ただ曲を演奏する以上の爪痕を残していた。自己表現の一部に、曲の演奏があるという風合いだった。

マイヘアからは、どこかこの時代のバンドマン達の遺伝子を感じる。

曲の頭で語りすぎたり、気が違えたように狂気を吐いたり。ライブをただ、曲を演奏する場じゃなくて、自己表現をする場としてライブしている。

この切実さは、どこか懐かしいものになってしまったように感じる。曲を聴かせるライブもいいが、アーティストの生命を賭けた自己表現に僕たちは確かに熱狂していたし、今でもどこかそういう場を求めている。

おわりに

My Hair is Bad、どこか懐かしいけど、邦楽ロックシーンが"今"求めることをビシっと捉えたいいバンドだと思う。これからもキャッチーで、硬派な音楽を僕たちに届けて欲しい。

新アルバムの『woman's』も、めちゃくちゃいいのでこれを機に興味を持った人は是非通しで聴いてみてほしい。どの曲も驚かされるところがあるはずだ。

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