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CreepyNutsは日本語ラップを生き返らせられるのか?

更新日:

Creepy Nutsが去年年末ぐらいから来つつある。
今年は有名所のフェスにも呼ばれている。

ラッパー:R指定

DJ:松永
の2人による日本語ラップユニット。

もう死んで久しい日本語ラップ業界を生き返らせる起爆剤となるか注目されている。
(俺の中で)

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死んだ日本語ラップ業界

もう日本語ラップはここ10年以上ずっと死にっぱなし。
脈もなければ息もしてないでバッチリ冷たいのに日本語ラッパーたちだけ「ラップまじアツい」って言ってる。

アツくない。

もちろん商業的な意味でだ。
芸術活動としてのアツさは、彼らにとってはずっとあるのだろう。
でも、商業的にはもうずっと冷や冷や。

大御所ラッパーの般若ですらアルバムオリコン最高20位。
日本語ラップ界でトップクラスに有名な人でも平気でバイトしてる。
この間僕が個人的に観に行ったラップバトル大会では、国内トップクラスのラッパーが勢揃いしてるのに優勝賞金10万円。
金なさすぎ。
日本で口喧嘩最強になっても10万円しかもらえない。

多分業界全体でサラリーマン3人分の給料ぐらいしか金まわってない。

レジェンド、KREVA


そんなラップ業界で、伝説的な成功を収めたレジェンドがいる。

そう、KREVAだ。

キック・ザ・カン・クルーでメジャーデビューし、ソロ転向後もチャートを賑わせ、フェスでもだいたい一番でかい舞台に立ってる。
僕が観に行ったロッキンではキック・ザ・カン・クルーとKREVA名義で2日連続でGRASS STAGEに立ってて、「2日連続でGRASS立ってんの、俺だけだろ」って言ってた。
その通り。
伝説。

KREVAは、ケツメイシやファンモンとは違って、アングラな日本語ラップ業界でトップに立った上で、メジャーシーンに殴り込んでいる。

フリースタイルラップバトル、というジャンルがある。
お互いに即興ラップで相手をdisりあって勝敗を決めるゲームだ。
で、その最高峰にB-BOY PARKというイベントがあった。
要は日本で最強の悪口王を決めるイベントだ。

KREVAは当時、そのB-BOY PARKで、史上初の3連覇を果たして引退。キックザカンクルーとして華々しくデビューした。
言わば"勝ち逃げ"となったことで、「セルアウト」とも呼ばれた。
(*)セルアウト・・・メジャーで成功し、アングラシーンからは距離を置くこと

↓ちなみに、KREVAがB-BOY PARKで戦ってる映像。

B-BOY PARKで、アングラシーンにおいて圧倒的な成功を収めたKREVAは、その後セルアウトし、メジャーシーンを席巻した。

KREVAの再来

で、最近、KREVAの再来って言われる怪物がいる。
そう、R-指定だ。

現在、フリースタイルラップバトルの最高峰のイベント、UMBにおいて3連覇を果たしたのだ。
圧倒的な教養、韻、リズムの使い方、どれを置いても他のラッパーを5歩も10歩も引き離した存在だ。

もうね、すごい悪口よ。
よく相手ラッパーもこんなひどいこと言われて怯まないなっていう。
常人ならすぐお母さんかみのもんたに電話する。

試しに以下を見て欲しい

(6:30〜ぐらいからバトル始まります)

もうすごすぎるよね。
こんだけリズミカルに悪口言えたらまじ人生楽しいと思う。
上司に繰り出したい。

話を戻すと、この圧倒的な悪口スキルで日本の頂点に立ったのがR指定だ。
しかも、3回。
ここまでKREVAと同じキャリアだ。
本人もラップバトルの中で「KREVAを越したい」と言ってる。

で、そんなR指定が、満を持して商業音楽に殴り込んできたわけだ。

Creepy Nutsは日本語ラップの救世主になるか


これが、彼らの1st mini アルバムのリード曲。

ここ10年以上日本語ラップ業界で成し得なかったキャッチーさ。
それでいて高度な韻がバカスカ詰め込まれてる。

めちゃくちゃかっこいい。
この曲を初めて聴いたとき、「あ、KREVAいける」って思った。
Albumの他の曲も良い。

端的に言って、彼らのデビューは日本語ラップ界においては「事件」だったと思う。
こんなに強く、こんなにかっこいいラッパーが、こんなにキャッチーな曲を引っさげて、全力でリスナーの耳を引っ掴んでいるのだ。
日本語ラップ界を生き返らせるのは、彼らしかいないだろう。

そこにきて、フリースタイルダンジョンブーム。
もちろん、番組のブームが彼らの活躍を後押しした面もある。
(*)テレ朝の深夜番組

ただ、日本語ラップ業界側が、彼らにNOを突きつけたらやはり死ぬしかない。
メジャーのルールを引っさげてかき回す彼らに学ばない限り、業界として音楽が洗練しない。
坐して死を待つのみ。
もう死にっぱなし。
こち亀の日暮状態。
ぜんぜん起きない。

KREVAを越えるか

正直な所、ライブパフォーマンスはまだ荒削りな印象。
なんというか、駆け出しゆえの余裕の無さが見える。
KREVAは圧倒的な存在感を自覚的にうまく使ってるから間があっても退屈に感じない。その点、まだ彼らのパフォーマンスには、「あれもこれも」やりたい感じが見えてしまう。

とはいえライブは経験値の領域。
これだけかっこいい曲作れれば、あとはライブを重ねるだけ。

彼らがKREVAと同じ舞台に立つのは、無くはない話だとおもう。

現状の邦楽には、かっこいいラップ枠がぽっかり空いてしまっている。
ここに彼らがすっぽり収まるのは、現実的な台本だ。
他にいないという以上に、彼らのセンスが圧倒的だから。

これからの彼らの快進撃に期待だ。

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