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BRADIO

はじめて楽しむBRADIOのすすめ

更新日:

ここ1〜2年ぐらい、急激に露出が増えたBRADIO。

そんなBRADIOが気になるけど、強烈に漂うパーティー臭から、あんまり真正面から聴いたことがない人も多いんじゃないかとおもう。MV観てるだけでピザとフィッシュアンドチップスの臭いしてくんじゃねえかってぐらいのパーティー臭。教室の窓際でおばあちゃんが作ってくれたひじきを食ってたような日陰族には胸焼けするパーティー臭よ。もうちょっとカルシウムとかビタミン多そうなものにしてくれよ。

BRADIO、確かにまぎれもなく全力でパリピ達の方向を向いた楽しさ一辺倒の音楽性。右を見ても左を見ても、日本人離れした黒人みたいなアフロが両手上げてフィーバーしてる曲ばっかり出てくる。もう出て来る曲の動画全部パーティ会場みたいになってる。Googleはパーティ会場を探して「パーティ会場 東京」とかで検索かけてきたパリピ達にBRADIOのMVをレコメンドして欲しい。

見た目に1ミリも嘘をつかないBRADIOの楽しい音楽。パリピ達だけのものにしておくのはもったいない。

僕たち日陰の民もBRADIOにまじまじと向かい合うときがきた。今日は、はじめてBRADIOを楽しむ人におすすめしたいポイントを紹介する。

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完璧なビジュアル

まずはBRADIOの見た目を確認してもらいたい。

bradio

この完璧なビジュアル。

なんかよく見れば黒人じゃない、黒人みたいな日本人。そこらの黒人よりよっぽど黒人らしい動きで、両手をきれいに45度上げて弾けている様をみて、僕たちリスナーは一発でBRADIOの楽しみ方を理解できる。ボーカルの真行寺貴秋はもう日本人代表の黒人よ。

真行寺(しんぎょうじ)以外のメンバーも、この分かりやすいカラースーツ。他にもスパンコールぎらぎらのスーツで出てきたり、僕たちの分かりやすい黒人イメージそのままのビジュアルで出てきて、イメージ通りのファンクをやってくれる。

一目で「あ、黒くて楽しそうな曲やりそう」って分かるビジュアル戦略。僕たちは、ちょうど陽気な黒人と接する気持ちでBRADIOを聴きに行けば、期待通りの楽しさを持って帰れる。ここがまず最初に分かりやすいBRADIOの強みだと思う。

意外に幅広い音楽性

BRADIO、確かに見た目通りの楽しいファンクを聴かせてくれる。

初っ端のギターのカッティングが気持ちいいなと思ったら、すぐ真行寺(Vo)がまた口にして気持ちいい言葉を被せてくる。ベースが前面に出て主張する80年代のバカっぽい雰囲気も良い。雰囲気からなにから、BRADIOに期待したいものが100点満点で出てくる一曲。

『Back To The Funk』は紛れもなくBRADIOのイメージそのものの曲だけれど、意外と僕らの期待を裏切る(いい意味で)こんな曲もやっている。

どうした真行寺。

家族を大事にする古き良き日本人のバラード。どうした真行寺。もっと日本代表黒人らしく炭鉱労働者の歌とかうたってくれよ。

この顔面で日本人らしい繊細なバラードぶち込んでくるから油断ならない。しかも良い。シンプルに歌が上手い。

他にも「あ、普通にロックじゃん」って感じのギターソロ主張強めな曲もあったり。楽しいファンク一辺倒で食いついたつもりが意外と色んな類いの音楽を聴けて、まったく飽きない。BRADIOを組む前はメロディックパンクのバンドをそれぞれ組んでたらしい。

ファンクのつもりで聴きにきた人たちの耳に平気でいろんなかっこいい音楽をねじこんで来る。全然ファンクなんて興味のなかったはずの邦楽ロックファン達を、気づいたらファンキーパーティーピーポーにしてしまう。そんな引き出しの広さはBRADIOの魅力の一つ。

ライブの楽しさ

今日はこれを一番言いたいのだけど、BRADIOのライブは本当に楽しい。

黒人特有の周りを無理やり巻き込んで楽しいだろ感を醸してくる。で、実際楽しい。なんかよく分からないけどライブ終わるころには皆同じ踊り踊れるようになってる。

そもそも、ファンクミュージックの遊びの精神が邦楽ロックにめちゃくちゃ合ってたんだと思う。今の邦楽ロック、フェス中心のライブシーンからして、楽しませたもん勝ちみたいなところがある。楽しいは正義。楽しいバンドが他のバンドを食っていく。だからダンスロックは強いし、ピザオブデスが強い。

そこにファンク特有のどこかアメリカ風情漂う楽しさって、新鮮さを感じる部分がやっぱり少なからずある。で、別にアメリカ一辺倒なライブでもなく、邦楽ロックファンなら誰でも乗れるようなコールアンドレスポンスもある。縦ノリもある。他のバンドのいつものライブに求める楽しさと、BRADIOだけに求める新鮮でアメリカンな楽しさとがある。その二つがまとめて来ると、1+1以上の不思議な楽しさがあって、それが今のフェス中心なシーンに見事に刺さったんじゃないかと。

僕は、BRADIOのライブめちゃくちゃ好き。一緒にフェスに行く友達には漏れなく勧めてる。

誰とでも対バンできる

BRADIOの異文化っぷり、もうなんでもありだろみたいな空気がある。

普通、邦楽ロックの対バンというと、同じような客数、同じような音楽性、ひねってもせいぜいボーカルが男か女かが違うぐらいの相手とになりがち。

BRADIOは違う。もうなんでもあり。誰とでもヤれる。普通の邦楽ロックバンドとの対バンはもちろん、Negicco、HOME MADE 家族、ザ・チャレンジみたいなあらゆるジャンルのアーティストたちと対バンしてもエンターテイメントとして成立させてくる。

このなんでもありっぷりはBRADIOの大きな武器。他のバンド達からも重宝されるはずだ。最終的には氣志團とか10-FEETみたいに、いろんな文化圏から人集めてパーティー始めちゃったりするんじゃないかと思ってる。

おわりに


BRADIOの新譜『FREEDOM』が、2017/1/18に発売された。これがべらぼうに良い。思わず江戸前に褒めたくなるぐらいすごく良い。

この1枚で、BRADIOはもう一段上のステージに昇ることを確信させてくれる内容。パリピ達だけのものにしておくにはあまりにもったいない。

日頃ヘッドホンでダウナーな音楽に頭振ってるサブカル陰キャラ達にこそBRADIOは届いて欲しい。日陰にこそファンキーパーティーピープルは隠れてるはず。というか、BRADIOがそういうやつらもまとめてファンキーでハッピーにしてくれるはず。だって、BRADIO自身、別にもともとファンク畑出身なわけじゃないんだし。

BRADIO、日ごとにスケールの大きいバンドになっていっている。2017年以降も、日本のあちこちでファンキーでハッピーな空間を作り出してくれるに違いない。

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