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雨のパレード

雨のパレードにハマれ!時代はもう待ってくれない

更新日:

雨のパレード、やっぱりもう売れちゃうと思う。

いや、もう売れてるんだけど?とか言うパレード野郎もいるだろうけど、そういう意見は一旦無視したい。今よりもっと馬鹿みたいに売れちゃうよお!って話をしたい。

雨パレの音楽、なんだか今の時代にどんどんハマっていってません?

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You


メジャー1stシングルの『You』

この曲、インタビューによると玉置浩二の『田園』にインスピレーションを受けてつくった曲らしい。曰く、誰かを救いうる曲をつくりたいと。

アーティスト自身のつらい経験が書かれた歌詞に助けられる人もいると思うんですよ。「田園」はサビで「生きていくんだ それでいいんだ」って言っているんですけど、今の僕にはまだそんな歌詞は書けないなと。誰かを救えるような曲を書こうと思ったけど、自分には説得力が足りなくて。だから自分の経験を書くことだけが、今できる最善の表現方法だったんです。

誰かになにかを訴える曲を書こうとすると、説教臭くなったり、どうも居心地の悪い内容になりがち。いくら良いこと言ってても、演奏して表現すると途端に嘘っぽくなるというか。

それで、これを回避する方法って本当にただひとつしかなくて、真実を書くこと。自分の経験をただ書くことだと思うんですよ。

人が誰かの言葉とか歌に共感するのって、結局、どれだけ真実かって部分だと思うんですよ。どれだけすごいこと言ってても、その人の底から出てきた言葉じゃなきゃ人には届かない。

雨パレの『You』、この点で完全なる正解。100点満点の108点。税込みです。

誰かに向けて「こうしろ」って言うんじゃなくて、「自分にはこういうことがあった」ってただ言う。結局一番刺さるのって、嘘っぽい他人事より、真実の独り言になってくる。

若くして評価されたバンドほど、なんだか説教臭い表現をしたくなりがちだと思うけど、そこで「まだそれは最善じゃない」って断定できる、冷静で客観的な目を持ってる雨のパレード。

今のシーンで自分たちがどういう音楽を求められてるか、それを若くして理解していること。やっぱりこれ、すごく大きな武器だと思う。

Tokyo


こちらが、2016年3月発売のアルバム『New generation』のリードトラック、『Tokyo』

最近特に、東京をテーマにした曲って多くないですか。しかも、名曲ぞろい。サカナクションの『ユリイカ』とかきのこ帝国の『東京』とか。古くはくるりの『東京』とか銀杏BOYZの『東京』とか。

東京一極集中な時代性を反映して、東京のテーマに需要が多くてアーティスト自身もやっぱりそれぞれ思う所があるからだと思うんだけどもさ。

それで、「東京」曲のテーマってやっぱり地方との対比が多くて。「冷たさ」や「忙しなさ」みたいな部分がクローズアップされてるものが多い。

でも、雨のパレードは全く反対で、逆に東京の「居心地の良さ」「生ぬるさ」を暴いた曲として書いてる。東京は 「夢をあきらめても暮らせる」街として、生ぬるく、死んだように生きることができる街として描かれる。

引き寄せた東京
夢を捨てたって
生きてけるように出来た街だ
何が見える?
華やかな日常
素晴らしい明日
夢の輪郭は
見えてきたのかい
調子はどう?

みんなが薄々気づきそうで、でもギリギリ言葉にできない。そんな部分を言い当ててしまえるセンス。並のバンドマンを500人並べたって、この一節が出てこない。雨パレは出せた。やっぱもう売れるしかないわけですよ。裸の王様を裸だ、って言える少年はいつの時代も主役なんです。

他カルチャーコラボ

雨パレの活動の場は音楽にとどまらない。バンド音楽は、総合芸術の中の中核、って位置づけとのこと。

なんかバンドスタッフにペインターとかジュエリーデザイナーとかいるらしい。ちょっとよくわからない。ドラクエのパーティかよ。

最近は、バンドが他の文化に顔をだすのはある程度受け入れられてきてて、この風潮はシンプルに雨パレの追い風になってくると思う。他カルチャーとの積極的なコラボは、彼らの露出が増えることに繋がる。

星野源みたいに、あらゆるサブカルに顔を出してたらなんだか総合評価でポップス上り詰めちゃった、みたいな例もあるわけだし。芸の引き出しが多いことは、それだけで邦楽ロックの中で突き抜ける武器になりうる。この調子で意味わからん他分野とコラボして最終的には雨パレブランドの味噌汁の素とかつくってほしい。

まとめ

雨のパレード、なんだか今の時代にずんずんハマっていってると思う。もう、売れない要素を見つけるほうが難しい状況。漢字テストで明らかに100点の答案から「書き順が違う」って理由で減点する教師の気持ちよ。「どこか間違いないか」、そう思って聴いてみても、聴くほど正解。

時代の要請にぴったり正解を出してくる雨のパレード、とにかく観て聴いて気持ちいいので、熟しきる前の今のうちに聴いておきたい。おすすめです。

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